rakusai object(1)展示写真3

 

 

『キャラクターひろば2019』11月度にてrakusai object(1)を展示させていただきました。
日が落ちるのが早くなってきたので、暗くなるのに合わせて竹灯籠で照らしてみました。

 

 

■記録

日時 2019年11月9日
場所 阪急嵐山駅前ひろば

 

rakusai object (1)

https://manamitanaka.net/photo-event-caracter3

https://manamitanaka.net/photo-event-character2

https://manamitanaka.net/photo-event-character

rakusai object (1)展示写真4

rakusai object (1)展示写真2

rakusai object (1)展示写真4

 

『キャラクターひろば2019』10月度にてrakusai object(1)を展示させていただきました。
小雨が降ったり止んだりしていました。洛西竹林公園で撮影をした日もちょうどこんな天気でした。

 

 

■記録

日時 2019年10月19日
場所 阪急嵐山駅前ひろば

 

rakusai object (1)

https://manamitanaka.net/photo-event-caracter3

https://manamitanaka.net/photo-event-character2

https://manamitanaka.net/photo-event-character

rakusai object(1)展示写真3

rakusai object (1)展示写真2

rakusai object (1)展示写真2

 

『キャラクターひろば2019』12月度でもrakusai object(1)を展示させていただきました。
今回はラスさんとコラボレーションで展示させてもらいました。暗くなると俄然雰囲気出る。

 

 

■記録

日時 2019年12月14日
       12月15日
場所 阪急嵐山駅前ひろば

 

rakusai object (1)

https://manamitanaka.net/photo-event-caracter3

https://manamitanaka.net/photo-event-character2

https://manamitanaka.net/photo-event-character

rakusai object (1)展示写真4

rakusai object(1)展示写真3

rakusai object (1)

 

■statement

一見完全な風景にぽっかりと穴があいている
これは月か ドーナツの穴か
日常に棲む違和感 ここであってここでないところ 現実と非現実のはざま


写真はほんとうに現実しか写さない。

洛西の風景の中にオブジェクトを配置して、ふだん見ている景色にわずかな違和感を与える。そのような意図でこのプロジェクトを始めたのだが、いざオブジェクトを配置してみると、ふしぎとしっくりくるものがある。
それどころか、現実を写真として切り取った際にあらわれてしまう、妙に整然とした白々しさがやわらぐような気すらした。

脳には目で見たものをかってに補正してしまう仕組みがある。
緑内障などの原因により視野が欠けても、よほどひどくならない限り本人は視野欠損を自覚できないと言う。
つまり、欠損そのものが意識に上がることはほとんどない。
しかしわたしたちがその欠損を含めて「風景」を見ているのだとしたら? 私たちは既に何かを意識せずして見ている可能性はないか? ときどき写真にあらわれる違和感はこれなのかもしれないとふと思う。

このオブジェクトを、「黒い円がある」と見るか、「円形に欠けている」と見るか。
今ここにある黒い円を、人は何と知覚するのか。「穴」と見るか、「月」と見るか、あるいは「口」と見るか。
ちょっとした違和感から翻って、改めていつもの日常の中で無意識に見ているもの・見ていないものに意識を向けるきっかけになればと思います。

 

 

rakusai object (another)

rakusai object (1)展示写真

rakusai object (1)展示写真4

rakusai object(1)展示写真3

rakusai object (1)展示写真2

rakusai object (another)

 

 

 

■statement

キャラクターというものが総じて好きです。
異形としてのもの悲しさと、やさしさの概念をあの体に携えている。

西京区は京都市きってのベッドタウン。
食べたり寝たり、ほっと一息ついたり……そんな暮らしの空間に、オブジェクトとして西京区の公式ゆるキャラである「たけにょん」を配置しました。
この風景、自立した大人の目には 奇妙な風景に写るかもしれませんが、こどものいる家庭、こどもたちの生活の中では日常の風景であるようにも思います。

タイトルにもなっている「object」という言葉には、「物体、対象、目的、目標、おかしなもの、目的語、客観、客体。五感、とりわけ見たり触れたりといった感覚によって知覚できるもの」という意味があります。

その言葉の意味するものは、私たちの暮らしにおけるゆるキャラ、ひいてはキャラクターというものそのものの存在ともどこか似ているように思います。
初めは異物として、私たちではない何かとして存在し始めたキャラクターがだんだんと日常の中に根付き、気づけばあって当然なものになっている。
それはどこか、共存という言葉のもっとも自然な形であるようにも思えます。

様々な思想や暮らしかたの多様性が認められつつある現代で、誰しもが「ふつうに」生活することができる。
そんな理想がこの街にあるといいなと思います。

 

rakusai object (1)

rakusai object (1)展示写真

 

阪急洛西口駅TauTでのイベント『トートであそぼっ』にてrakusai object(1)を展示しました。

 

 

■展示記録
日時 2020年1月11日
   2020年1月12日
場所 阪急洛西口駅TauT

 

rakusai object (1)

https://manamitanaka.net/photo-event-taut

rakusai object (1)展示写真4

rakusai object(1)展示写真3

rakusai object (1)展示写真2