SMILE 2.スポーツ

 

 

スポーツ(アメリカ英語: sports、イギリス英語: sport)は、一定のルールに則って勝敗を競ったり、楽しみを求めたりする身体活動などの総称である。
「sports スポーツ」の語源はラテン語の「deportareデポルターレ」にさかのぼるとされ、「ある物を別の場所に運び去る」が転じて「憂いを持ち去る」という意味、あるいはportare「荷を担う」の否定形「荷を担わない、働かない」という語感の語である。
これが古フランス語の「desporter」「(仕事や義務でない)気晴らしをする、楽しむ」となり、英語の「sport」になったと考えられている。
その原義は現在も保持されているが、意味するものは時代とともに多様化している。
(引用:フリー百科事典ウィキペディア日本語版 https://ja.wikipedia.org/wiki/スポーツ

 

 

作品タイトル:スポーツ
撮影場所:forth place.
出演者:小倉笑、菅一馬、ニカイクン
総枚数:18枚

 


 

京都芸術センター Co-program 2021カテゴリー D「KACセレクション」採択企画
SMILE vol.1「SMILE」

日時
2021年8月19日(木)15:00
      20日(金)15:00
      21日(土)15:00
      22日(日)14:30
*受付開始は開演の30分前です。
*開演時刻にロビーにてパフォーマンスが始まります。 その後、会場内にご案内いたします。それまではロビーにてお待ちください。

会場
京都芸術センター フリースペース

出演
黒田健太、菅一馬、小倉笑

スタッフ
企画 小倉笑
舞台演出、脚本 小倉笑
写真作品演出 manami tanaka
映像作品演出 Nishi Junnosuke
WEBデザイン演出 井場美穂
スーパーアドバイザー、映像撮影/編集 Nishi Junnosuke
写真作品 manami tanaka
音楽製作 石坂眞
Music Director Makoto Ishizaka(音楽監督/作編曲)
Recording Engineer Joshua Liu(録音エンジニア)
piano Hidemi Akaiwa 赤岩秀美
bass Makoto Ishizaka 石坂眞
drums Liad Salomon
広報デザイン 井場美穂
照明プラン 村山早咲(ユリイカ百貨店)
舞台監督、照明 渡川知彦
音響 瀧口翔
撮影補助 奥田ケン
制作、メイク 飯坂美鶴妃
制作 ニカイクン
参考文献 MERCURY AND ME
主催 SMILE
共催 京都芸術センター

チケット
前売り 一般 ¥2500/U-25 ¥2000
当日 一般 ¥3000/U-25 ¥2500

SMILE 1.はじめに (タイガー・リリィの憂鬱)

はじめに(タイガー・リリィの憂鬱)

頭の中に部屋を飼っている。ちいさく、暗いワンルーム。
ときどきあの部屋に帰って、ああ自分はこうだったと思い出す。

企画・演出の笑ちゃんと話をしているとき、撮影した写真を見せたとき、「まなみさん、最高です! それこそがまさに、優しい時間です」と大喜びしてくれる。さまざまなシチュエーションで、何度も何度も。
笑ちゃん、あれもこれも優しい時間で、そんなのいっぱいありすぎるでしょ。なんでもありで収拾つかないよ、どうなっちゃうの。
その笑ちゃんの選べなさがかなりかわいくて、ふしぎと懐かしくて、なぜだかちょっぴり哀しい。
右往左往しながらもまだ欲張りでいられる笑ちゃん、それに付き合ってくれる周りの人たち。
ピンク色の夕やけ、花、赤ちゃんのむちむち、そういう限りある時間と共にあるもの、の渦のなかに今わたしはいるんだな。

舞台と逆にあるものについて考えたとき、思い浮かんだものが「生活」でした。
その生活の舞台となる場所が「部屋」。
今回、そんなたくさんの選べなかったものを展示するため、大きな家と、10の部屋を用意しました。
部屋にはそれぞれ写真が展示されていて、8月1日から8月23日までの間、だいたい2、3日に一度、一つずつ部屋が開いてゆきます。
みなさまはぜひ部屋に入っていただいて、写真を見ていってください。
もちろんWEB展示なので実際の部屋はどこにも存在しませんが、どうぞそのような感じで想像してみてください。

人生についてまだわからないことのほうが多いけれど、それでも30年暮らしてみて、人生ってもしかして、外(それはもう様々な)から帰ってきた誰もいない真っ暗な部屋で、みずから電気をつけて暮らしてゆくことなんじゃないかと思っている。
生まれてから死ぬまでのあっという間の時間、その間の、誰かと出会い別れるまでの光走るような一瞬のきらめき、温度。
光の速さで全てが「あの頃」になってしまうから、わたしは写真を撮って記録する。
いつかあの部屋に帰ったとき、写真がわたしを慰めてくれると信じている。
笑ちゃんにとっての「優しい時間」は、わたしにとっての「写真を撮りたくなるような瞬間」と似ているのかもしれない。

当展示は、2019年に上演された舞台公演「優しい男」の再演にあたり、写真や映像、WEBでの展開を含めて多角的な視点から「優しい男(改題:SMILE)」を表現するという企画の一部です。
映像作品(8月7日公開予定です)やWEBサイト、もちろん舞台作品も、ぜひ鑑賞していただいて、SMILEの世界を味わっていただけますと幸いです。

今回このような企画にお誘いいただけたこと、イメージを共有して共に制作することができたこと、とてもうれしく思っています。
願わくば、笑ちゃんがいつまでも勇敢なタイガー・リリィであれますように!

 

2020.7.22
manami tanaka

 

 

 

作品タイトル:タイガー・リリィの憂鬱
撮影場所:京都芸術センター フリースペース
出演者:菅一馬
総枚数:1枚

 


京都芸術センター Co-program 2021カテゴリー D「KACセレクション」採択企画
SMILE vol.1「SMILE」

日時
2021年8月19日(木)15:00
      20日(金)15:00
      21日(土)15:00
      22日(日)14:30
*受付開始は開演の30分前です。
*開演時刻にロビーにてパフォーマンスが始まります。 その後、会場内にご案内いたします。それまではロビーにてお待ちください。

会場
京都芸術センター フリースペース

出演
黒田健太、菅一馬、小倉笑

スタッフ
企画 小倉笑
舞台演出、脚本 小倉笑
写真作品演出 manami tanaka
映像作品演出 Nishi Junnosuke
WEBデザイン演出 井場美穂
スーパーアドバイザー、映像撮影/編集 Nishi Junnosuke
写真作品 manami tanaka
音楽製作 石坂眞
Music Director Makoto Ishizaka(音楽監督/作編曲)
Recording Engineer Joshua Liu(録音エンジニア)
piano Hidemi Akaiwa 赤岩秀美
bass Makoto Ishizaka 石坂眞
drums Liad Salomon
広報デザイン 井場美穂
照明プラン 村山早咲(ユリイカ百貨店)
舞台監督、照明 渡川知彦
音響 瀧口翔
撮影補助 奥田ケン
制作、メイク 飯坂美鶴妃
制作 ニカイクン
参考文献 MERCURY AND ME
主催 SMILE
共催 京都芸術センター

チケット
前売り 一般 ¥2500/U-25 ¥2000
当日 一般 ¥3000/U-25 ¥2500

スペースノットブランク『光の中のアリス』記録写真

 

立ち位置とイメージの応酬 目まぐるしく廻り何があるかわからない光の中に手をつっこむような作品だとおもった スバラしい!

 

■記録

題名 光の中のアリス
団体 スペースノットブランク

日時 2020年12月9日
場所 THEATLE E9 KYOTO
作 松原俊太郎
演出 小野彩加 / 中澤陽
出演 荒木知佳 / 小野彩加 / 古賀友樹 / 佐々木美奈 / 中澤陽 / 矢野昌幸

斉藤綾子ソロダンス公演『書くとか歩くとか』舞台写真

綾子さんのいじらしさがとっても愛おしい作品でした。
綾子さんはこんなふうに暮らしているんだろうなと思って、そう思うとなんだかにっこりしちゃうような感じ。この感情って愛に近いのかもしれない!
綾子さんの暮らしの中で、書くとか歩くとか、ダンスとか、そういうものがひとつひとつ手触りのある大切なものであればいいなと思います。

 

■記録

題名 斉藤綾子ソロダンス公演 書くとか歩くとか
日時 2020年11月7日(土)〜8日(日)
場所 人間座スタジオ
作・演出・出演 斉藤綾子

ルサンチカ『GOOD WAR』舞台写真

3年間、ドラマトゥルクとして、ルサンチカと、京都府立文化芸術会館と協働させていただいたU30支援プログラムが、終了しました。
関係ありませんがわたしもこのあいだ30歳になりました。
「理想の死に方」「仕事」「争い」。よい並び、よい3年間だった。

辞めた、と思っていた舞台ともう一度関わるきっかけをくれて、ほんとうにうれしかった。
大学を卒業するときに教授が言っていた「続けていればどこかで会えるんだから別にお別れとかはいいでしょ」みたいな言葉が頭に残っています。

またみんなにもどこかで会えるとうれしいです。

 

■記録

題名 GOOD WAR
日時 2020年2月5日 / 2月6日
場所 京都府立文化芸術会館
構成・演出 河井朗
出演 伊奈昌宏 / 諸江翔大朗 / 山下残 / 渡辺綾子

https://note.com/mayonakanonami/m/m86a365cc4ea2

rakusai object(1)展示写真3

 

 

『キャラクターひろば2019』11月度にてrakusai object(1)を展示させていただきました。
日が落ちるのが早くなってきたので、暗くなるのに合わせて竹灯籠で照らしてみました。

 

 

■記録

日時 2019年11月9日
場所 阪急嵐山駅前ひろば

 

rakusai object (1)

https://manamitanaka.net/photo-event-caracter3

https://manamitanaka.net/photo-event-character2

https://manamitanaka.net/photo-event-character

rakusai object (1)展示写真4

rakusai object (1)展示写真2

rakusai object (1)展示写真4

 

『キャラクターひろば2019』10月度にてrakusai object(1)を展示させていただきました。
小雨が降ったり止んだりしていました。洛西竹林公園で撮影をした日もちょうどこんな天気でした。

 

 

■記録

日時 2019年10月19日
場所 阪急嵐山駅前ひろば

 

rakusai object (1)

https://manamitanaka.net/photo-event-caracter3

https://manamitanaka.net/photo-event-character2

https://manamitanaka.net/photo-event-character

rakusai object(1)展示写真3

rakusai object (1)展示写真2

rakusai object (1)展示写真2

 

『キャラクターひろば2019』12月度でもrakusai object(1)を展示させていただきました。
今回はラスさんとコラボレーションで展示させてもらいました。暗くなると俄然雰囲気出る。

 

 

■記録

日時 2019年12月14日
       12月15日
場所 阪急嵐山駅前ひろば

 

rakusai object (1)

https://manamitanaka.net/photo-event-caracter3

https://manamitanaka.net/photo-event-character2

https://manamitanaka.net/photo-event-character

rakusai object (1)展示写真4

rakusai object(1)展示写真3

rakusai object (1)

 

■statement

一見完全な風景にぽっかりと穴があいている
これは月か ドーナツの穴か
日常に棲む違和感 ここであってここでないところ 現実と非現実のはざま


写真はほんとうに現実しか写さない。

洛西の風景の中にオブジェクトを配置して、ふだん見ている景色にわずかな違和感を与える。そのような意図でこのプロジェクトを始めたのだが、いざオブジェクトを配置してみると、ふしぎとしっくりくるものがある。
それどころか、現実を写真として切り取った際にあらわれてしまう、妙に整然とした白々しさがやわらぐような気すらした。

脳には目で見たものをかってに補正してしまう仕組みがある。
緑内障などの原因により視野が欠けても、よほどひどくならない限り本人は視野欠損を自覚できないと言う。
つまり、欠損そのものが意識に上がることはほとんどない。
しかしわたしたちがその欠損を含めて「風景」を見ているのだとしたら? 私たちは既に何かを意識せずして見ている可能性はないか? ときどき写真にあらわれる違和感はこれなのかもしれないとふと思う。

このオブジェクトを、「黒い円がある」と見るか、「円形に欠けている」と見るか。
今ここにある黒い円を、人は何と知覚するのか。「穴」と見るか、「月」と見るか、あるいは「口」と見るか。
ちょっとした違和感から翻って、改めていつもの日常の中で無意識に見ているもの・見ていないものに意識を向けるきっかけになればと思います。

 

 

rakusai object (another)

rakusai object (1)展示写真

rakusai object (1)展示写真4

rakusai object(1)展示写真3

rakusai object (1)展示写真2

rakusai object (another)

 

 

 

■statement

キャラクターというものが総じて好きです。
異形としてのもの悲しさと、やさしさの概念をあの体に携えている。

西京区は京都市きってのベッドタウン。
食べたり寝たり、ほっと一息ついたり……そんな暮らしの空間に、オブジェクトとして西京区の公式ゆるキャラである「たけにょん」を配置しました。
この風景、自立した大人の目には 奇妙な風景に写るかもしれませんが、こどものいる家庭、こどもたちの生活の中では日常の風景であるようにも思います。

タイトルにもなっている「object」という言葉には、「物体、対象、目的、目標、おかしなもの、目的語、客観、客体。五感、とりわけ見たり触れたりといった感覚によって知覚できるもの」という意味があります。

その言葉の意味するものは、私たちの暮らしにおけるゆるキャラ、ひいてはキャラクターというものそのものの存在ともどこか似ているように思います。
初めは異物として、私たちではない何かとして存在し始めたキャラクターがだんだんと日常の中に根付き、気づけばあって当然なものになっている。
それはどこか、共存という言葉のもっとも自然な形であるようにも思えます。

様々な思想や暮らしかたの多様性が認められつつある現代で、誰しもが「ふつうに」生活することができる。
そんな理想がこの街にあるといいなと思います。

 

rakusai object (1)